輔介プロジェクト。
2010年 03月 19日
大介!やっと終わったぞ〜!これから梱包して送るだけだ!
木下さんの声が弾んでいる。
俺が基になるガラスを吹いて、木下さんが吹いたガラスにテクスチャーをつけるのとサイズに切り出す。
この仕事の依頼が来たとき、ちょっと俺の力だけでは難しいかな?と思って、木下さんに頼んだのだ。
今回、木下さん、俺、設計の方、そして施工してくれる方々がいるので、作品と言うよりもプロジェクト?ってことで俺が勝手に「スケスケプロジェクト」と名づけさせてもらった。
これを150枚。
去年の10月頃から打ち合わせを始め、あーだこーだやっているうちに今年になり、納期までの時間もあまりないまま、死に物狂いで吹いて吹いて吹きまくった。
その間、テンポラリースペースで展覧会があったりと、もう何が何だか分からない状態の中、とにかくなんとか2月中に吹き終えた。
流した汗の量は、もうすでに去年の汗の量を超えているのではないか?と言うくらい、お正月から汗を流しまくったのだ。
残りは木下さんの仕事だけだったのだが、それも終わったらしく弾んだ声で電話してきた。
晴れ晴れとした木下さんの声に俺はちょっと疑問を感じた。
木下さん!
それ梱包して、無事に届くまで終わってないですよ!
ダメダメ!まだ気を緩めちゃ!
そうだ!そうだよな〜!
やっと作業的には終わったから、ちょっと安心しちゃってさ〜
で、思わず電話しちゃったけど、まだだよな〜
よし!気合入れなおして梱包するわ!
無事現場に到着し、無事施工が終わることを祈ってます。
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