父27歳、母27歳、俺3歳、陽太0歳、おばあちゃん86歳。
2010年 03月 22日
お風呂に入ったらおばあちゃんもう寝るわ。
と言いながら何度も何度も顔を出しては、コレ見てアレ見てといろいろなものを持ってくる。
白洲正子の本、おばあちゃんのダンスの写真、昔の写真。
おばあちゃんの生ける花がなんでもないんだけど、なんとなくいいのは薔薇と書いて「そうび」と読むおじいちゃんのお母さんと白洲正子の影響だと知る。
社交ダンスをやっていて、発表会の時の写真を見せてくれた。
そうやって聞かれても、俺の周りに日常的に85歳くらいの人がいる訳ではないので、イマイチよく分からないが、とりあえずそうだねと言っておく。
東京のおばあちゃんは、母方のおばあちゃん。
おじいちゃんにしてみたら、可愛い娘をうちの父に取られたと言う思いもしくは、初孫の嬉しさがアルバムのタイトルに出ている。
大介一家。
おかしいわよね〜とおばあちゃんは笑う。
今の俺よりも二人ともずっと若い。
俺は父と母が24歳の時の子供だ。
若い二人が一生懸命育てたのだから、未だに文句の一つも言いたくなるのは分からないでもない。
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