gla_gla FES無事終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございます。
そして、出店者の皆様、演奏してくれた皆様、本当にありがとうございます。
正直、ちょっと暑すぎなので、次回は開催日程を含め、いろいろと考えなくてはいけない課題がたくさんですが、ぜひまたよろしくお願いします!
グラフェスの時に酒井博史がふと
「あのームラギシの展覧会の件なんですけど.......」
と囁きかける。
あー!あれ、いつだっけ??
「9日から始まるんですけど、会期が始まってからでも搬入は大丈夫なので」
と言う。
会期が始まってからでも搬入がオッケーなら、会期長いのかな?と思って聞いてみる。
「14日までです。」
おい!一週間かよ!!
ということで初日になってしまいましたが、搬入してきました。
たくさんの方とご一緒するので、どこにどう飾るのかは分からなかったけど、2つのパターンを頭の中で用意していた。
テンポラリースペースについて中森さんにどこに飾ったら良いか尋ねると、
(もしかしたら俺だけしか呼んでいないのかもしれないけど)お弔いコーナーだった。
お弔いコーナーには、いろいろとお弔いな感じのものが飾られているところで、
(もしかしたら俺だけしか呼んでいないからこそ)ピッタリな場所だなと思った。
展示はBパターンにすることにした。
用意していたヒートンが短くて天井に刺さらず、どうしたものかと思ったけれど、長年培ったノウハウで釘でも吊るせるのではないかな?と思い、テンポラリースペースにたくさんあった釘を使わせてもらうことにした。
少し錆びている釘はかっこいいのだけど、展示の雰囲気に合わなかったので、壁を塗る用のペンキで白く着色。
お弔いコーナー担当(?)の花人 村上仁美さんも来ていたので、いつも並んでいるお弔い品を並べてもらった........
ムラギシの本、邪魔じゃないかな??
と村上さんと中森さんに相談すると、どけてもいいと言うことなので、遠慮なくどけた。
テンポラリースペースの中と外の間のこの場所は、どちらの明かりとも仲良くしている。
光の間で揺れるガラスはとても綺麗だな。
俺は観ることができなかったけど、ムラギシがテンポラリースペースでやった展覧会のタイトルは「木は水を運んでいる」
シャイな青年だった。
物静かで時より見せる笑顔がとても可愛らしい。
酒飲んでも楽しい話をする方ではない。
いつもポロポロとギターを爪弾いていた。
女によくもてた。
俺が知っているのはそれくらい。
あれから10年。
みんないろいろな思いを背負いながら生き続けている。
ヒロシも10年でだいぶ変わった。
中森さんも10年でだいぶ変わった。
俺も10年でだいぶ変わった。
たくさんの月日を重ね、
ぐっすり眠れる夜やなかなか眠れない夜を過ごし、
そしてまた今日が始まる。
これからも重ね続け、変わり続けていく。
2016.8/9→8/14 11:00-19:00
撓む指は羽根 ムラギシ10年
10日(水)午後3時から午後6時まで
12日(金)午後6時まで
14日(日)午後5時~ライブ・有山睦、酒井博史、山田航ほか
8月下旬 札幌 YUIQ