メゾンエオブジェでは、たくさんの人が興味を持ってくれるもusapiは、なかなか受注が取れずにいた。
焦らずに頑張るしかない。
陽気なおじさんは、
バケールさんと言う。
日本語的には、なかなかいい語感だ。
バケールさんと同じブースのガラス作家 サヤカさんは、バケールさんを先生と呼んでいた。
バケールさんもガラスの作家だけど、俺のやっている吹きガラスとは違い、酸素バーナーを使って香水瓶や白粉入れ?みたいなのを作っている。
びっくりしたのは、その白粉入れ。
蓋物なんだけど、蓋がすーーーっと茶筒のように落ちていくものを作っていた。
ものすごい技術だ。
そんなバケールさん、知り合ってから毎日朝と帰りに少し遠回りにも関わらず俺たちのブース前を通って、挨拶してくれる。
おはよう!
今日も一日頑張ろう!
さようなら!
明日も頑張ろう!
(多分そんな感じ。雰囲気で判断してるので!)
なんだかすっかりと顔見知りな感じになったバケールさんに俺は一つ頼みごとをする。
どこか吹きガラスの工房を紹介してほしい。
フランスでガラスを吹きたい。
とても陽気で気さくで年もそこそこなら、きっと知り合いが多いはず!とダメ元で頼む。
するとバケールさん、
俺のコネクションでどうにでもなるぜ!
と頼もしいお言葉をいただき(完璧に雰囲気だけど)、ちょっと待ってくれと言うことだったので一旦usapiブースに戻り、ウサコさんに報告した。
本日もワンクリックをお願いします。→
人気ブログランキングへ
2017.09.06 → 09.10
Galerie Hayasaki @Paris