ブログトップ

glass cafe gla_glaのグダグダな日々。

北海道・洞爺湖のガラス工房と喫茶"glass cafe gla_gla"高臣大介のグダグダな日々と作品紹介など


by gla_gla
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

ジーノ秋山。

俺が月浦に来た2002年。
洞爺湖にはたくさんの旅人たちがいた。

1999年のノストラダムスの大予言と2000年の有珠山噴火が何か関係してるかもしれない。

自由奔放な人たちが多かった。とにかく。
めちゃくちゃだった。

毎晩、そんな旅人たちと杯を酌み交わし、本当か嘘か分からない話で盛り上がった。

そんな中、異彩を放つ1人の男がいた。
その男は仕事で太鼓を叩くために洞爺湖に来ていた。
螺鈿細工の施してある綺麗なトルコの太鼓。

見かけは、他の旅人たちと一緒だった。
いや、歳を取っている分、他の旅人たちよりもやばそうに見えた。

話し口調はいつも穏やかで優しい。
時折見せる鋭い眼光も俺は気に入っていた。

もともとドラマーでニューヨークで叩いていた。
何日間もぶっ続けでドラムを叩いて、体をぶっ壊した。
久保田利伸のバックバンドだった。

そんな逸話、旅人の誰も多かれ少なかれ持っている。本当かどうかは別として。

でもその男の話す話は、臨場感が違った。

その男は太鼓を叩く仕事を終え帰る前に、一言俺に言う。

大ちゃんは、そのまま大人になればいい。

その男の名前は、ジーノ秋山。
何か不思議で穏やかで優しい男。

そこから、俺は関東方面のDMを送るときに少しのメッセージを添えるとたまに短い文面のハガキが届いて、なんとなくの文通を続けている。

そんなジーノさんが日本橋三越に来てくれた。
何年ぶりだろう。

元気そうすね!
そう告げるとジーノさんは、4年前に脳梗塞にかかったと言う。

今は、ラジオ番組を持っていて、生きていく分には十分。
それ以外の時間は、リハビリを兼ねて散歩したり、小説や詩を書いていろいろと応募しているらしい。

俺はタイトルから作品を考え、詩や物語を通しガラスが出来上がっていくんです。と言うと、じゃあ遊んで行くかな!とジーノさんはガラスを眺めながら、小さなメモ帳を胸ポケットから取り出す。

2時間くらいはいただろうか。

いかにも山奥から出て来たような男が、他のお客さんの邪魔にならないようにガラスとタイトルを見ては、せっせと何か書いている。

いろいろ書いたからあとで送るわ!
ジーノさんは颯爽と帰っていった。

俺は日本橋三越の展示を終え月浦に戻る。
数日が経ち、ジーノさんから原稿用紙が送られてきた。
f0045630_21570637.jpg
そういえば、ラジオやってるって言ってたな。

検索したら、すぐに出て来た。

GINO'S FUNKY RADIO SHOW

ジーノ秋山

FM おだわら

これだ。


番組表を見ると、

水曜日 20時から

再放送 月曜日 22時から

となっている。

インターネットからも聴けるみたいだ。


ちょうど月曜日で再放送の日。

せっかくだからジーノさんのラジオを聴きながら読もう。


穏やかに優しく、普段よりもゆっくりとはっきりと語りかけながら番組は進む。

クリスマスにまつわる曲がかかる。


ジーノ秋山解釈の俺の作品たち。

なかなか面白い。

もちろん俺の解釈とは違う。

それもそれでいい。


ジーノ秋山解釈の詩に寄り添う写真が取れたら発表したいと思います。


まずはGINO'S FUNKY RADIO SHOWを聴きながら、ジーノ秋山がどんな人なのか想像してみて下さい。



本日もワンクリックをお願いします。→人気ブログランキング



年末年始休まず営業(吹きガラス体験休み12/30→1/3)


2019/2/12 → 2/24 札幌・テンポラリースペース








by gla_gla | 2018-12-20 01:10 | 作品 | Comments(0)