一番最初に作ったのは、gla_glaが出来た頃。
その時は、もっと小さくて「手に持つ灰皿」と言うタイトルだった。
片手にタバコ。
片手に「手に持つ灰皿」。
タバコの時間を楽しんで下さい。というもの。
その時は、底もちゃんと作っていなくて、ユラユラとしていた。
置いて使うことをあまり考えていなかったから。
お客さんにある時「これってちゃんと底があったら花器にも使えますね」と言われ、少し大きくして底を作って「手に持つ花器」になる。
花器を手に持って使ってください。
と言うわけじゃなくて、そもそもが「手に持つ灰皿」だったからのタイトル。
ずっと作っているけど(ずっと作っているからこそ?)その時々で傾向がかなり違う。
一時期は、触ると壊れてしまうんじゃないかな?ってくらい薄く作っていた。
だけども、それだとうまくガラスの質感が出ない。
もっとガラスの質感が出るように、厚さと薄さのメリハリがつくように最近はしてる。
俺の雑草の庭・月浦ワイルドガーデンに生えている野ばらを入れる。
もう少し水を張りたいな。と欲張る。
あふれてもまだ足りない気がする。
もっとあふれさせたいんだけど、板が水をすぐに吸ってしまう。
水面に浮かんで、映り込んでいる姿が撮りたいのに。
これが限界かな。
今度は染み込まない板を使ってみよう。
漆塗りのとかになるのかな。